遺跡地盤工学への取り組み

史跡の復元整備などに伴って、遺跡地盤に対し、地盤工学の見地から調査を行っています。
復元設計・施工への資料提供や助言に活用しています。また、それを構築した古代人が何を考え、どう築造したのかを解き明かす醍醐味があります。

遺跡地盤とは・・・

歴史的な土木建造物の本体、あるいは基礎として、地盤材料を用いて構築された人工物と自然地盤に手を加えた構造物を「遺跡地盤」と称しています。
日本国内では、
墳墓・古墳の墳丘 盛土、城郭の石垣 盛土補強と法面保護、ため池の堤体 盛土、築地塀 盛土(版築)磨崖仏 岩盤彫刻など
海外では、
アンコールワット基壇 盛土(版築)莫高窟(中国・敦煌) 岩盤彫刻カッパドキア(トルコ) 岩盤掘削など
岐阜・大垣市 昼飯大塚古墳
岐阜・大垣市 昼飯大塚古墳
奈良・飛鳥 高松塚古墳の墳丘(版築)
奈良・飛鳥 高松塚古墳の墳丘(版築)

適用手法

フィルダムや道路盛土で培った締固め管理方法である表面型RI密度水分計など、本質非破壊検査手法を適用しています。対象が現状からの返上が基本的に許容されない文化財・史跡であるために本質非破壊手法が要求されています。つまり、一般的なボーリング調査は破壊を伴うために適用が制限されています。表面型RI密度・水分計も線源挿入孔を地盤に穿つために厳密には「非破壊検査」に該当しません。しかし、発掘調査などに伴って現場密度試験を行う状況が多く、線源孔を穿つ程度の変状は許容されています(事前の協議は必要)。この他、「針貫入試験」や、極少量の試料採取⇒材料試験を実施しています。
この他、弊社には盛土締固めに関して創業以来の取組みがあり、様々な調査手法を適用しています。

実施例


国内・・高松塚古墳やキトラ古墳など多数の古墳
東寺の築地塀、法勝寺基壇などの構造物。
国外・・敦煌・莫高窟の背後山地など。

弊社はISSMGE(国際地盤工学会)の遺跡地盤の保全と活用に関する技術委員会(TC19)のアジア太平洋地域委員会(ATC19)のメンバーとして、また、土木工学会関西支部の遺跡地盤工学に関する研究委員会のメンバーとして活動しています。ユネスコの世界遺産の保護活動とも連係しています。
ユネスコの世界遺産の保護活動とも連携しています。

ソイルアンドロックエンジニアリング株式会社

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