WARP ワープ 簡易型RI水分計
概 要
簡易型RI水分計「WARP」(ワープ)は、盛土の情報化施工において必要とされる、「盛土材料の含水比が所定の締固め度が得られる範囲であることを確認する」作業を、手軽、迅速かつ正確に測定するための表面型RI水分計で、以下のような特長を持っています。
- 従来型のRI密度水分計に比べ、小型軽量で取扱が容易です。
- 現場、現地で含水比が迅速に確認できる。繰り返し測定も楽にできます。
- 含水比40%程度までの土質材料に対応しています。
- 従来型のRI密度水分計で必要であった標準計測が省略されており、測定作業が大幅に簡略化されています。
- 線源深さを6cm(従来型のRI密度水分計は20cm)とし、孔あけ作業の労力を低減。
- 測定データは本体内部メモリに保存され、本体キー操作にて閲覧できます。本体内部メモリのデータは、本体側面のUSBポートを介してUSBメモリに転送できます。
仕 様
操作手順
① BG測定(バックグラウンド測定)線源棒は20m以上離してください。
線源棒を紛失しないように注意してください。
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② 測定面、整地 測定器接地面を平坦に均してください。
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③ 線源棒差し込み穴削孔 付属の打ち込み棒、ハンマーを利用してください。
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④ 測定器据付 測定器の底面が測定面の地盤と密着するようにしてください。
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⑤ 線源棒取り付け
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⑥ 測定開始
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⑦ データ確認
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⑧ 測定器撤去
他の場所で測定する場合は、②~⑧を繰り返します。
計測により得られる情報
- 含水比(%)